挑戦する中堅中小企業の経営者は語る ~わが志とビジネス・イノベーション~
2012年4月に発足した「新鋭経営会」は、異業種の新進気鋭の中堅中小企業経営者ならびに承継予定者(41社)から成り立ち、企業立地面からは東は東京、神奈川、長野から西は熊本まで多地域に広がっています。これまで、各社の現況紹介、専門家による経営・技術分野などの最新開発・研究の講演、企業見学会、企業共通の問題点の集中討議、特定テーマとして、「新サービス事業創出」、「魅力企業」に関する作業部会、また、今年度からは「承継人財育成」を対象とした活動を続けています。そこでは多彩な経営者との出会いや相互触発の場が形成されていると評価されています。
これらの活動を通して、「より元気な企業を構築し、継続的生存を実現するには、経営者は、いまどのような志・ミッションを持ち、どのようなビジネス・イノベーションに挑戦すべきか」が緊要な課題として強調されるようになってきました。そこで、この種の課題に先導的な役割を試みている経営者の方々に本音の声を発信していただければ、関連企業の経営者、また周辺領域企業の経営者、さらに産業界や社会にも貢献できるのではないか、同時に、企業承継に対しても有用な刺激と知恵を提供できるのではないか、このような思いから本フォーラムを企画いたしました。今年で3年目を迎えます。
今回講演くださる元気企業は、①マザーマシンといわれる工作機械分野で、精度世界一を広く認知された技術をベースに、積極的かつ慎重な成長戦略を実現している経営者、②産学連携をベースとした新規の生産方式と計測技術を開発し、その実用化で実績を重ねている経営者、③電子材料分野の開発と製品化に向けて、3つの研究所を融合的に活性化させながら、次の200年に向けての基礎を展開する経営者、④国際社会の厳しい水環境分野に着目して、徹底した省資源オリジナル商品を開発しながら、新しいデザインの方法論を展開するベンチャー企業の経営者、の4社です。いずれも公的な表彰を受賞されています。
これら経営者の生の本音は、極めて興味深く、また刺激と示唆に富んだ内容になるのではないかと期待されます。また、お話の内容は、単に中堅・中小企業の領域に留まらず、オープン・イノベーションなど協創を企図される大企業の方々にも寄与するところが大きいものと推測されます。関心をお持ちの経営者、管理者、関連自治体や関係機関の方々の積極的なご参加をお待ちしています。
新鋭経営会 会長 岩田一明(大阪大学・神戸大学名誉教授)
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